薬剤師に聞きたいこと
最近は調剤薬局でも、ドラッグストアでも薬剤師に健康相談等気軽にできるようになり、薬剤師が身近な存在に感じられるようになっています。
以前は病院でお薬を調剤しているというイメージが多い薬剤師でしたが、最近は病院のほか、ドラッグストア、調剤薬局、その他企業などでも多く雇用され、様々な分野で活躍されています。
調剤薬局に行く際、処方されるお薬についての説明だけしか聞くことが出来ないと考えている方も多いのですがそんなことはありません。
処方されるお薬はもちろん、お薬に関する事等様々な健康相談ができます。
もちろん治療の事等については、医師に確認する事が必要ですが、日頃気になっていることや、医師にかかる方がいいかどうかといった事等、気軽に相談できる存在です。
例えば、パソコンを扱う事が多くなっている現代では、目を痛めてしまう方も少なくないのですが、そんな時、市販の目薬を利用することが多いです。
痛みや違和感が無くなって、そのまま利用しないで放置してある事もあるのですが、目薬は開封後、どの位まで利用できるのか?といった質問も薬剤師に聞いてみるとよく理解でき安心です。
開封後の目薬、いつまで使える?
目薬を使い切った経験があるという方は少ないです。
目の慢性疾患をお持ちの方は、目薬を常に利用する必要があるので使い切る事も多いと思いますが、たまに眼精疲労などで市販の目薬を買ったとか、充血したのでその時だけ利用して後は使っていないという方の方が多いでしょう。
目という大切な部分に利用する目薬なので、開封後、どの位まで利用できるのか、その使用期限が気になります。
通常、目薬を目に付着させたりせず利用した場合、1年以上経過したものを利用しても、目薬としての効果は期待出来ないかもしれませんが害はないだろうといわれています。
通常目薬の場合、開封後1ヶ月とされていることが多いのですが、1ヶ月程度で目薬の効果が落ちる、使用できなくなるという事はありません。
但し目に付着させたり、その中に雑菌などが入ってしまった場合、炎症などを引き起こす要因となるので、早めに使い切るというのが鉄則です。
ただ目薬というのは少量しか使わないので1ヶ月で使い切るという事は少ないです。
そのため、開封後、直射日光が当たらないところ、涼しいところで保管する事で、安全に利用できる期間は3ヶ月くらいと考える方がいいようです。
冷蔵庫保存が必要?
冷蔵庫の保存に関しては、賛否両論があり、目薬によっては結晶になるという事もあります。
医師が処方する目薬の場合、冷蔵庫に保存するようにという指示のあるものは冷蔵庫に入れておくことが必須となります。
その他は涼しく直射日光が当たらないところに保管して、なるべく早く利用する、若しくは、1年等経過したものは利用しないという方が安全でしょう。